すくすくのんのん

子育ては大変な事ばかり。体験した事を記事にしていきます。世の中のママさんのお役に立てたら光栄です。

卒乳後のおっぱいのケアは?乳腺炎の予防法!

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子供が卒乳した後は、おっぱいが張って痛いという話を良く聞きますが、どのようにケアしていけば良いのか、気になりますよね。そのままにしておくと地獄の乳腺炎になってしまう可能性もあります。そうならない為に、今回は卒乳後のおっぱいのケアの仕方をまとめました。

 

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おっぱいが出なくなるまではどれくらい?

 

卒乳した後は、おっぱいを吸われる事がなくなる為、母乳の分泌量は減っていきます。完全に出なくなるまで、どれくらいかかるのかというのは、個人差があります。もともと母乳が沢山出ていたママさんは長期間かかりやすく、母乳量が少なかったママさんは短期間で出なくなる傾向にあります。また、おっぱいのケアの仕方によっても変わってきます。

 

長いママさんで1ヶ月程度、短いママさんで1週間程度です。この期間中に、おっぱいが張るようであれば、しっかりとケアをしましょう。だいたい、卒乳してから3日間が貼りやすいと言われています。

 

おっぱいケアの仕方は?

 

卒乳したら、1日1回しっかりと絞りましょう。おっぱいは、今まで吸われていた量の母乳を分泌し続けます。しかし、吸われる事がないので、行き場を無くした母乳がおっぱいに溜まっていきます。パンパンに溜まった状態を長時間続けると、炎症を起こし、乳腺炎になってしまいます。

 

なので、卒乳した直後は1日1回しっかりと母乳を外に出してあげましょう。お風呂場ですと、周りを汚す心配もないのでやりやすいですよ。それまでの間、おっぱいが張って痛む時は圧抜きをしましょう。両手でおっぱいを左右から、そして上下から挟んで絞ります。乳首には触れない様に気をつけて下さいね。おっぱいが少し柔らかくなり、ママが楽になる程度にしておきましょう。また、脇の下あたりの乳房を冷やすと母乳が作られにくくなります。小さな保冷剤をガーゼなどに包み、挟んでおくと良いですよ。

 

少しずつ母乳量が減っていき、張らなくなってきたら、絞る感覚を少しずつあけていきます。1日1回を2日に1回へ、2日に1回を3日に1回へと、減らしていき、張らなくなったら、絞る必要はありません。母乳が出なくなるのを待ちましょう。

 

絞りすぎは良くない?

 

必要以上に絞ってしまったり、絞る時に乳首に触れると、脳が「もっと母乳を作らなくては」と勘違いをしてしまい、母乳量が減ってくれません。おっぱいに、ある程度母乳を残しておくと事で、脳に「母乳はもう必要ない」という事を認識させましょう。

 

かといって、パンパンに張った状態でいるのも良くないので、張ったら少し柔らかくなるくらいまで、絞りましょう。

 

乳腺炎にならない為には?

 

乳腺炎を経験した事があるママさんも、そうでないママさんも、乳腺炎に対する恐怖はありますよね。そうならない為に出来る事をご紹介します。

 

体を温めすぎない

体を温めると母乳が分泌されやすくなります。入浴する際は湯船に浸かりすぎないようにしたり、少しの間は暖かい飲み物なども控えたほうが良いでしょう。

 

水分を摂りすぎない

母乳は血液から作られています。水分を摂り過ぎると、血液が沢山作られて、母乳も作られやすくなります。母乳の分泌が止まるまでは、必要な量だけ摂取しましょう。

 

こまめに圧抜きをする

早く母乳量を減らしたいからといって、圧抜きを省くのは良くありません。おっぱいが炎症を起こしてしまう恐れがあります。おっぱいが張ったらその都度、圧抜きをしましょう。母乳が出なくなるまでには、時間がかかるものだと思って、気長に構えてくださいね。

 

食生活に気をつける

授乳中にも気をつけていたとは思いますが、高カロリーな油ものは乳腺が詰まる原因になります。もう少しの間、我慢してくださいね。

母乳に良い食べ物、悪い食べ物は?我慢のしすぎは良くない?を参考にしてください。

 

助産師さんのマッサージを受ける

しこりや白斑が出来たり、自分では上手く絞れず不安な時は、プロの手を借りるのも一つの方法ですよ。重症になる前に診てもらいましょう。

 

最後までケアして乳腺炎を予防しよう

 

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授乳中だけではなく、母乳が止まるその日まで、おっぱいにはケアが必要です。卒乳した後は、子供のケアもしなければならないので、大変だと思いますが、おっぱいも気にかけてあげましょう。

卒乳の仕方については、卒乳・断乳の時期はいつから?上手な進め方は?を参考にしてくださいね。

 

私の場合は、母乳が困るほど沢山出るタイプだったのですが、卒乳するまでは、1日1回の授乳をしばらく続けていた為か、まったく張ることはありませんでした。しかし、乳腺炎を2回ほど経験していた為、その恐怖から、入浴中に少し絞っていました。それも3〜4日くらいで、それ以外は何をする事もなく、おっぱいはシュンッと縮み出なくなりました。笑

 

母乳での育児は、食べたい物や飲みたい物も飲めず、薬も飲めず、我慢する事が多くあり、誰かに変わってもらう事も出来ず、大変だったと思います。卒乳をして母乳が止まったら、とても楽になりますよ。もう、パラダイスです。笑   なので、あと少し頑張りましょう。その時が来たらぜひ、自分とおっぱいに「お疲れ様でした。」と言ってあげてくださいね。