卒乳・断乳の時期はいつから?上手な方法は?
おっぱいやミルクはいつ頃辞めた方が良いのか、多くのママさんが気にする事だと思います。卒乳・断乳のタイミングは人それぞれで、決まりはありません。各家庭の事情にもよりますよね。しかし、いつかはやめなくてはなりません。出来るだけスムーズに辞めさせてあげたいですよね。そこで、今回は卒乳・断乳のタイミングや、上手くやるコツをまとめました。
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卒乳は、ママとお子さんが合意の上でおっぱいやミルクを辞める方法です。ママがタイミングを見て卒乳の時期を決めます。
断乳は、ママが一方的におっぱいやミルクを辞めさせる方法です。ママが仕事復帰の為、保育園に預けなければならない場合や、ママの体調不良等で医師から授乳を辞めるよう指示があった時など、やむを得ない場合が多いでしょう。
大体のママさんが1歳頃を目安にしているようですが、卒乳のタイミングは個人差があるので、決まりはありません。ただ、早すぎるのは良くありません。
離乳食を良く食べているのであれば、離乳食からしっかり栄養がとれるので、卒乳しても問題ないでしょう。離乳食がなかなか進まないまま、卒乳してしまうとお子さんが栄養不足になってしまう場合もあります。
母乳やミルク以外の飲み物をどれくらい飲んでいるか、しっかりチェックしましょう。母乳やミルク以外で水分補給が出来ているのであれば、卒乳しても大丈夫です。
もし、卒乳や断乳の時期が早かったり、離乳食だけでは栄養面が心配という場合には、離乳食に粉ミルクやフォローアップミルクを混ぜてみても良いでしょう。足りない栄養を補ってくれますよ。
また、ある程度言葉が分かるようになる時期がよいでしょう。おっぱいを辞める事を子供にお話しすると、結構理解している子が多いようですよ。
卒乳・断乳をする時には、すんなり進む場合もありますが、おっぱいやミルクが欲しくて泣き叫ぶ子供もいます。その場合、ママは心を鬼にしなければなりませんが、可哀想になり、ついおっぱいやミルクをあげてしまったというケースもあります。出来る事なら、スムーズに進めたいものですよね。そのコツをご紹介します。
少しずつ授乳回数を減らしていく
時間がある場合は、いきなり辞めるのではなく、少しずつ授乳回数を減らしていきましょう。夜寝る前の授乳のみでも大丈夫になったら、授乳なしでも寝てくれるか、試してみましょう。
卒乳・断乳する日にちを決めて、子供にお話しする
授乳を辞める日を決めて、カレンダーに印をつけましょう。お子さんに毎日、カレンダーを指差して「○日でおっぱいバイバイね〜」と毎日話しかけてあげると良いそうですよ。
おっぱいやミルク以外のものに気をそらす
公園に連れて行って遊ばせたり、お買い物に行ったりなどして、なるべくおっぱいやミルクの事を忘れさせましょう。いつもと違う刺激をうけたり、沢山遊んだりする事で、夜もグッスリ寝てくれますよ。
おっぱいに絆創膏を貼る
子供は、おっぱいが欲しくて洋服をめくってくる場合があります。そんな時は乳首を絆創膏で隠し、おっぱいはもう無いんだと言う事を伝えましょう。子供なりに少しずつ理解していってくれますよ。
しっかりスキンシップをとる
子供にとっての授乳時間というのは、飲む事以外に、ママとのスキンシップの時間でもあり、とても安心する時間です。その時間がなくなる訳ですから、寂しい気持ちにもなるでしょう。毎日お子さんとスキンシップの時間を作り、沢山甘えさせてあげましょう。お子さんにとって、安心出来る時間になりますよ。
ママが妥協しない
あまりにもおっぱいやミルクを欲しがるからといって、そこであげてしまうとまた0からやり直しです。ママも子供もまた同じ思いをしなければなりません。ママは大変ですが、時には心を鬼にする事も大事ですよ。
やむを得ない理由がある場合は仕方ありません。それは子供の為でもあるので、あまり気を落とさないでくださいね。そうでない場合は、焦らずゆっくりと、子供のペースに合わせて進めていきましょう。
私の娘は、3ヶ月頃まではおっぱい大好きで、卒乳する時は大変そうだと思っていたのに、3ヶ月を過ぎてからはだんだんと周りに興味を示すようになり、おっぱいから離れていきました。9ヶ月くらいに回数を減らし始めて、10ヶ月ですんなり卒乳しました。
泣かれてしまうのも大変だと思いますが、あっさり卒乳してしまうのも、とても寂しく、結構ダメージを受けましたよ。笑
1歳頃までは栄養面が心配だったので、離乳食にフォローアップミルクを混ぜていましたよ。
卒乳・断乳の大変さは人それぞれですが、ママとお子さんにとって良いタイミングで、スムーズに進められると良いですね。