すくすくのんのん

子育ては大変な事ばかり。体験した事を記事にしていきます。世の中のママさんのお役に立てたら光栄です。

乳腺炎とは?ならない為の予防法は?

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授乳中のママさんにとって厄介なのは、おっぱいトラブルですよね。乳腺炎という名前を聞いたことがある程度の人や、何度もなってしまっている方もいるでしょう。私は無知だった為2回もなってしまい、とても大変な思いをしました。とにかく乳腺炎は辛いもの。そんな乳腺炎の症状や原因、予防法をまとめました。

 

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乳腺炎になるとどうなるの?

 

乳腺炎母乳の通り道である乳腺が炎症を起こした状態の事を言います。乳房にしこりが出来たり、ぱんぱんに張って痛みを感じ、酷いと岩のようにカチカチになってしまいます。細菌感染を起こして、激しい痛みや40℃前後の熱が出る事もあります。授乳中の3〜20%のママさんが体験するそうです。産後2、3週頃〜3ヶ月頃にかかる人が多く、それよりも遅くかかる人もいます。

 

私は40℃前後の熱が出てインフルエンザの時の様な状態で、さらに乳房に激しい痛みがありました。その状態での育児はまさに、地獄!!でしたよ…。

 

なぜ乳腺炎になるの?

 

母乳を溜めすぎてしまい、その状態が続くと乳腺に炎症が起こってしまいます。赤ちゃんが飲む分だけ母乳が作られてくれれば良いのですが、その状態になるのはだいたい生後3ヶ月頃と言われています。母乳が不足している分には乳腺炎になる危険性は低いのですが、逆に母乳が作られすぎて余ってしまう場合や、赤ちゃんが上手く乳首をくわえられず、偏った吸い方をした場合は、母乳がおっぱいに溜まったままになり乳腺炎の原因になるのです。母乳が作られすぎてしまう母乳過多のママさんはそのままにしておくと、乳腺炎になりやすいので注意が必要です。

 

また、食生活も関係していると言われています。母乳は血液から作られているので、血液をサラサラにする食べ物が良いとされています。高カロリーな食事は、血液をドロドロにして乳腺が詰まりやすくなるので、母乳には良くありません。

 

詳しくは母乳に良い食べ物、悪い食べ物は?我慢のしすぎは良くない?を参考にして下さい。

 

育児は大変ですが、ストレスの溜めすぎも良くありません。ストレスを溜めると乳腺が詰まりやすくなると言われているので、パパと協力しながら、あまりストレスを溜めないようにしてくださいね。

 

乳腺炎にならない為の予防法は?

 

日頃からおっぱいのケアをしておくと、乳腺炎を予防する事が出来ます。

 

圧抜きをする

おっぱいがパンパンに張って痛い時は、そのままにしておくと乳腺炎になる可能性が高いです。絞りすぎると、また母乳を作り出してしまうので、おっぱいが柔らかくなりママが楽になる程度まで絞ってください。絞る時は、乳首に触れずに、乳房を両手で左右から、または上下から挟むようにして絞りましょう。

 

食事に気をつける

上にも書いた通り、高カロリーな食べ物は控えて、和食中心の食生活を心がけると良いですよ。また、母乳に良いとされているハーブティーを飲むのもおススメです。

 

体を温めすぎない

体を温めると母乳が作られてしまうので、母乳過多のママは、体を温めすぎないようにしましょう。とくに、湯船の浸かりすぎは注意です。

 

水分を取りすぎない

水分を取ると、血液が作られて母乳になり、胸が張りやすくなります。水分は適度に取るようにしましょう。

 

いろんな角度からおっぱいを吸わせる

いつも同じ体勢で授乳すると、吸い残しが出来てしまい乳腺炎の原因になります。まんべんなく吸ってもらうために、赤ちゃんの抱き方を変えて、色んな角度から吸ってもらうようにしましょう。

 

乳房を冷やす

乳房を冷やすと、母乳の分泌が抑えられて、胸の張りが少し楽になります。胸が張って辛い時は、脇の下近くの乳房を冷やしましょう。冷えピタを貼っても良いですし、小さな保冷剤をガーゼなどに包んで挟んでおくと良いですよ。冷やし過ぎも良くないので注意してくださいね。

 

助産師さんのマッサージを受ける

胸が張って辛い時は一人で悩まずに、プロの手を借りるのも一つの手です。マッサージを受けるととても楽になりますし、気になる事を相談する事も出来るので、不安も解消されますよ。

 

乳腺炎になってしまったらどうすればいい?

 

高熱が出て、乳房に赤みがあり、痛みもある場合は乳腺炎の可能性が高いです。その場合は、そのままにしてしまうと悪化する恐れがあるので、母乳外来など、病院に行くことをオススメします。痛み止めや、抗生物質の薬を貰うことも出来ますし、助産師さんのマッサージを受ける事が出来、とても楽になりますよ。

 

それから、とにかく赤ちゃんにおっぱいをしっかり吸ってもらいましょう。赤ちゃんに吸ってもらう事が乳腺炎を治す方法にもなり、予防する方法にもなります。乳腺炎になるとママは辛くて大変ですが、少し辛抱して頑張ってくださいね。

 

おっぱいケアをして楽しい授乳ライフを

 

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授乳期間中は、お酒ものめない、市販の薬ものめない、食べたいものも食べれないなど、我慢する事が多く、ママさんは本当に大変だと思います。

 

私は母乳過多で、乳腺炎になってからはおっぱいトラブルに怯える日々を送りました。卒乳してしまうと、とても寂しいものですが、我慢していたことが出来るようになり、とても楽になりました。

おっぱいトラブルに悩まされているママさんは沢山いると思いますが、卒乳したらそれはもうパラダイスですよ。笑  今はおっぱいをしっかりケアして、授乳ライフを楽しんでくださいね。