絵本の読み聞かせはいつから？絵本の選び方は？

赤ちゃんはまだ言葉の意味がしっかりとは分かりません。言葉も話せないし、絵本を読んであげても分からないのでは？と思う方もいるかもしれませんが、そんな事はありませんよ。ただ、いつ頃から読み聞かせると良いのか悩むママさんは多いですよね。今回は、始める時期やその効果、どんな絵本を選んだら良いのかをまとめました。

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絵本の読み聞かせはいつからが良いの？

早く始めすぎても赤ちゃんは分からないのではないかと、始める時期で悩むママさんは多いようです。しかし、絵本の読み聞かせに、早すぎるという事はありませんよ。

早い人は妊娠中から始めている人もいます。妊娠7〜8ヶ月頃から、お腹の赤ちゃんに向かって読み聞かせをするとママの声はしっかり赤ちゃんに届きます。内容までは理解出来ませんが、ママの声が響くと赤ちゃんは安心するという効果があるようです。

生まれたばかりの赤ちゃんへ読み聞かせるママさんもいますよ。まだ眠っている時間が多い時期なので、赤ちゃんの近くで子守唄代わりに読んであげているようです。

赤ちゃんの視覚や聴覚が発達し始め、音や色を認識出来るようになるのは生後3ヶ月頃と言われています。このくらいの時期から絵本を読んであげる方が多いようです。赤ちゃんは絵本をじーっとみたり、笑ったりと何か反応をするかもしれませんよ。

絵本を読み聞かせる効果は？

赤ちゃんに絵本を読み聞かせると様々な効果があると言われています。

読解力が上がる

赤ちゃんは言葉を話す前から、周りの人が話す言葉に大きな影響を受けています。沢山の言葉を聞かせてあげる事によって、少しずつ赤ちゃんは理解していけるようになるのです。

集中力がつく

赤ちゃんは自分で体を動かせる様になると、読み聞かせをしても、ページをめくる事に集中したり、絵本に飽きてしまったりします。しかし、日常的に絵本を読み聞かせてあげると、だんだんと登場するキャラクターに興味を持ち始め、指を指したり、自分の知っている物を見つけて喜んだりします。そのうち、絵本を読み聞かせると自分なりの楽しみ方を見つけて、絵本に集中するようになります。

情緒が発達する

多くの絵本には、嬉しい、楽しい、寂しい、悲しいなど登場するキャラクターの感情が描かれています。パパやママが絵本を読み聞かせる時に、感情を込めてセリフを読んだり、表情を変えたりして、キャラクターの感情を表現すると、赤ちゃんにちゃんと伝わるのです。赤ちゃんの感情が揺すぶられ、情緒が発達するそうです。

親子の絆が深まる

絵本の読み聞かせは、赤ちゃんの側で、赤ちゃんの顔を見ながら、赤ちゃんの為にしますよね。親子の大事なコミュニケーションを取る時間になり、赤ちゃんは自分の為に読んでくれていると自覚して、安心感や幸せを感じる事が出来ます。親子が一緒に同じ事をすると、親子の関係性も深まる事でしょう。

絵本の選び方は？

赤ちゃんの月齢に合わせて絵本を選んであげると良いでしょう。

0〜1歳

この時期には、カラフルな色合いの絵本を見せると喜んだり、食べ物や乗り物など赤ちゃんの知っている物が出てくると興味を持ちます。また、まだ文字が読めないのでイラストがメインの絵本を選んであげましょう。

1〜2歳

1歳を過ぎると言葉の理解力が上がってきます。自分で喋ろうとする子もいるかもしれません。この時期には、ブクブク、コロコロなどのリズムや言葉遊びのある絵本がおススメです。

また、女の子だからキラキラした絵本、男の子だから乗り物の絵本など、偏見にとらわれずに幅広いジャンルの絵本を読み聞かせて、子供の好きな物を見つけてあげましょう。

2〜3歳

赤ちゃんから子供へ成長するこの時期は、理解力もさらにあがります。お話しの流れを理解出来るようになるので、物語のあるもので、子供が飽きない程度の長さの絵本が良いでしょう。

また、絵本の主人公に自分を重ねてみたり、自分と似たキャラクターに興味がわいたりと、認知力も上がってきます。日本の絵本だけでなく、海外の絵本や仕掛け絵本など、様々なタイプの絵本を見せてあげると、さらに興味を持ってくれるかもしれませんよ。

親子で絵本を楽しもう

絵本に興味をもってもらうには、パパやママの読み聞かせがとても大切です。読み聞かせが苦手という方はゆっくりと読んであげるといいですよ。

私の娘には、3ヶ月頃から絵本の読み聞かせを始めました。最初はじーっと見るだけですぐに飽きてしまったのですが、毎日1回は読むようにしていたところ、だんだん興味を持ち始め、11ヶ月の今では、絵本が大好きになりました。とくに、カラフルな絵本と「はらぺこあおむし」が大好きです。絵本を見せるだけで、笑顔になり凄い勢いで近づいて来ます。笑

今は興味が無くても、毎日少しずつ読み聞かせると興味を持ってくれるかもしれませんよ。お子様に合った絵本を見つけて、親子で楽しい時間を過ごしてくださいね。