赤ちゃんのストローはいつから?上手な教え方は?
赤ちゃんは授乳をする時、母乳から飲んだり、哺乳瓶から飲んだりしますよね。首や腰が座り、お座りが出来るようになってくると、そろそろストローを使ってみても良いかもしれません。ストローで水分補給が出来るようになると、とても楽になりますよ。もちろん、個人差はあるので、最初から上手にストローを使う子もいれば、上手く吸えずにストローを嫌がる子もいます。
そこで、今回は、赤ちゃんのストローはいつ頃から始めたら良いのか、ストローを使うときの注意点や、上手な練習方法をまとめました。
スポンサーリンク
赤ちゃんがストローを使い始める時期に決まりはありませんが、離乳食を始める生後5〜6ヶ月頃に、一緒に始めるママさんが多いようです。離乳食を食べながら、麦茶などを飲ませる時に使ってみると良いかもしれませんね。
ストローを使い始めたばかりの頃は、むせてしまったり、水分が口に到達する前に諦めてしまう赤ちゃんもいます。吸い込めたとしても、ストローを離すタイミングと飲み込むタイミングが合わず、口からダラダラと出てきてしまう事もあります。そもそも、全く興味を示さず、吸い付かないなんてことも。
初めて使うものですがら、赤ちゃんも戸惑って当たり前です。焦らずに少しずつ練習をすれば、赤ちゃんも少しずつ上手になっていきますよ。
まだ、赤ちゃん1人でストローを使うには危険が多く注意が必要です。以下の事に気をつけて使用しましょう。
大人が側で見守ってあげる
ストローマグを使用する場合、危険性は低くなりますが、コップにストローをさして使う場合は、赤ちゃんがストローをオモチャにする事がよくあります。ストローが目に入ってしまったり、喉の奥に刺さってしまうなどの大事故にも繋がる可能性があるので、十分注意をしましょう。赤ちゃんが、ストローを使うのは大人が側で見守ってあげている間だけにしてくださいね。
いつまでもむせている時は救急に電話する
最初の頃は、吸う力が強く、水分が気管に入ってしまいむせてしまう事もよくあります。慣れるまでは少量から始め、いつまでもむせて心配な場合は、小児科を受診しましょう。息をするのも苦しそうな時は小児救急電話相談を利用して、対処法などを聞いてみましょう。
赤ちゃんがストローを嫌がったり、なかなか上手く吸い込めない時は、練習をしてあげましょう。
紙パック飲料を使ってみる
紙パック飲料のストローを赤ちゃんにくわえさせたら、パックの側面を軽く押してみましょう。突然口の中に水分が入ってきて、驚くとは思いますが、徐々に慣れてきますよ。ストローからは飲み物が出てくるということを理解すれば、自分から吸うようになってくれるかもしれませんよ。
ストローマグを使う
コップにストローをさして飲ませる場合、赤ちゃんはまだ安定して飲む事が出来ないので、飲みづらいと感じたり、コップを倒してこぼしてしまう事もあります。
ストローマグは、フタにストローがくっついていて、赤ちゃんが握りやすい持ち手も付いているので、安定して飲む事が出来ます。また、赤ちゃんがオモチャにしても中身がこぼれないので安心ですよ。
スポイトを使う
ストローを嫌がる、全然吸ってくれない時には、ストローの練習をする前にスポイトを使ってみましょう。
赤ちゃんにシロップのお薬を飲ませる時に使用する、小さなスポイトがおススメです。麦茶などを中に入れて、赤ちゃんのお口に入れてあげましょう。少量から始めて、徐々に量を増やしていきます。飲み物が出て来る物だと分かり、自分から吸ってくれるようになったら、ストローを吸わせてみましょう。
ママが焦ってしまうと、赤ちゃんはさらに拒んでしまう事もあります。焦らずに、まずはストローに興味を持ってもらう事から始めて見ましょう。
私の娘は、上手に吸えるようになるまで半年ほどかかりました。生後6ヶ月頃に、鼻風邪を引いてしまい、シロップのお薬をもらいました。そのままだと飲んでくれないので、お茶に混ぜてスポイトで飲ませてみたのがきっかけになりました。最初は戸惑っていましたが、慣れてくると自分から吸うようになり、これはストローでも飲めるのでは?と思い、ストローマグを試してみたところ、1発で上手に吸ってくれました。
ここまでは良かったのですが、ストローを離すタイミングと飲み込むタイミングが合わず、毎回口から滝のようにお茶がこぼれていました。笑 慣れてくると飲めるようになりましたが、1才になった今でも、たまにむせる事があり、完璧に飲めるようになるには、もう少しかかりそうです。
周りの子が上手にストローを使っているのを見ると、焦ってしまいがちですが、比べようとせず、自分のお子さんのペースを大事にしてあげてくださいね。お子さんと楽しく、ストローの練習が出来ると良いですね。