赤ちゃんの鼻詰まり！原因と対処法は？

赤ちゃんの鼻が詰まると授乳中苦しそうにしたり、フガフガといびきをかいたりして、可哀想になってしまいますよね。見ているこっちは、早く治してあげたい！と思うものの、なかなか治ってくれないもの。

どの程度で病院に連れて行ったらよいのか、何か出来る事はないんだろうかと思うママさんやパパさんへ、鼻詰まりの原因と対処法をまとめました。

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赤ちゃんはなぜ鼻が詰まってしまうの？

赤ちゃんの鼻はとても小さく、粘膜が敏感な為、ちょっとした気温や湿度の変化で鼻水が出てしまいます。エアコンなどで空気が乾燥すると、鼻水が粘り気を持ち鼻が詰まります。

また、赤ちゃんの鼻の穴は成長と共に大きくなっていくものです。その成長に合わせて鼻にも脂肪が付き大きくなっていきます。しかし、中には鼻の穴が成長する前に脂肪が付いてしまい、鼻の穴が小さくなってしまうケースもあります。そうすると空気の通り道が狭くなってしまう為、寝ている間にフガフガといびきをかくのです。この場合の鼻詰まりは、成長して鼻が大きくなれば自然と治りますよ。

うちの娘はまさにコレでした。母乳のみで育てていましたが、とても肉づきが良くムッチムチしていました。その為、鼻にも脂肪がついてしまったようで、ブーブーと良くイビキをかいていました。生後6ヶ月頃からだんだんと気にならなくなり、生後7ヶ月の頃には完全に治ったようでしたよ。

赤ちゃんは口での呼吸がまだ上手に出来ないので、不機嫌になる事があります。鼻水がでていても、ミルクやおっぱいをしっかり飲めているのであれば、問題はありませんよ。

鼻が詰まったらどうすれば良いの？

赤ちゃんの鼻が詰まって苦しそうにしていたら、出来る事はやってあげたいですよね。そんな時は以下の方法を参考にしてください。

お風呂上がりに綿棒でお鼻を掃除する

お風呂上がりは湿気で鼻の中もふやけるので、カピカピしている鼻クソも取りやすくなります。綿棒は奥まで入れてしまうと、粘膜を傷つけてしまう恐れがあります。手前の方をクルクルとお掃除する程度にしましょう。大きな鼻クソが結構とれて、こちらもスッキリしますよ。

鼻水を吸ってあげる

鼻水吸引器を使って、鼻水を吸ってあげましょう。とくに授乳前や離乳食前、お昼寝前、就寝前に吸ってあげると赤ちゃんは楽になりますよ。

ちなみに、鼻水吸引器は電動がおススメです。自分で吸うタイプのものもありますが、電動に比べると吸引力が弱く、鼻水が吸いづらいです。また、鼻水が直接口に入る事が無くても、菌を吸ってしまうので、ママやパパに風邪がうつる事もあります。

私は吸うタイプを使っていましたが、娘の鼻水を吸う度に風邪がうつってしまい、辛い思いをしました。育児を行う上で、体調管理はとても大切なので、気をつけてくださいね。

それでも苦しそうにしている場合や、ミルクの飲む量が減ったり、おっぱいをすぐに離してしまって飲まない場合は、耳鼻科への受診をオススメします。耳鼻科では、鼻水をしっかり吸ってもらえるので、赤ちゃんもスッキリしますし、必要であればお薬も貰えますよ。

鼻詰まりの予防法は？

鼻詰まりは気をつけていてもなってしまうものですが、日頃からちょっと気にかけてあげると、防げる場合もあるかもしれません。

部屋を加湿する

乾燥によって鼻が詰まる場合もあるので、部屋を加湿してあげましょう。加湿器をつける、洗濯物を室内に干したり、濡れたタオルを干す、観葉植物を置くなどです。

お鼻をお掃除する

上記に書いた通り、お風呂上がりに行うのが一番良いです。お風呂上がりに機嫌が悪くなる赤ちゃんも中にはいると思います。粘膜を傷つけないように無理はしないでくださいね。

鼻くそかたまると、やはり赤ちゃんは苦しくなってしまいます。こまめに取り除いてあげましょう。

体調管理に気をつける

大人でも同じ事が言えますが、季節の変わり目など気温差がある時は、体調を崩しやすくなります。ただ、赤ちゃんは、風邪を引くと免疫が出来て強くなるので、あまり神経質になりすぎる必要はありません。風邪を引かせないように頑張るのではなく、風邪を引いたら治す事に頑張るくらいのスタンスでいきましょう。

出来る事をやってあげよう

赤ちゃんは鼻が詰まりやすいので多くのママさんが経験することでしょう。

私の娘も良く鼻水が出てしまい、1ヶ月くらい良くなったり、悪くなったりを繰り返していた時期がありました。耳鼻科で鼻を吸ってもらい、薬を飲ませてもなかなか良くならず、病院の先生に電動の鼻水吸引器を勧められ、早速買って使ってみると、すぐに治りました。笑  鼻水はお薬を飲むよりも、吸ってあげた方が効果があるようです。

生まれたばかりの赤ちゃんはまだ体が完全ではありません。ママやパパがどんなに頑張っても、風邪を引いてしまう事もあります。赤ちゃんが鼻詰まりになると苦しそうで、もどかしくもなりますが、頑張りすぎず日頃から出来ることでケアしてあげてくださいね。